やっぱりメンテナンスは大事だと痛感したできごと・・・(スクーター編)

日頃からメンテは大事だと皆さんにお伝えさせていただいているバイクライフコーディネーターの僕、犬村 真です。

先日入庫した125ccスクーター。走行距離は3万キロ強。
お客様から聞いた症状は、走行中に煙を噴いてエンジンが止まってしまったとのこと。

とりあえずお預かりして診ていくことになりました。

しばらく時間を置いてたところ、エンジンは何とかかかりましたがエンジンを吹かしてもリアタイヤがまわらない。

これは駆動系にも異常があると思い、駆動系を診るためにクランクケースカバーを開けていきました。
黒いプラスチックのカバーをはずすとVベルトケース内部の冷却のための空気の導入路の入り口にあるVベルトケースエレメントが汚れてコテコテでした。

以下の写真がその図です。

普通は黄色いスポンジなんですが、オイル交じりの泥みたいなのもので完全に目詰まり状態。
これではケース内部に冷却風が入らずに内部が高温になります。

ついでに診たエアクリーナーエレメント(エンジンに送る空気をろ過するフィルター)は以下の通り。
DSC_0336.jpg
こちらもコテコテの目詰まり状態。

そして、アルミのカバーを開けると、、、
DSC_0339.jpg
ケース内部にVベルトの削れカスがいっぱいたまってます。

さらにプーリーなどを分解していくと、、、
DSC_0341.jpgDSC_0342-1.jpg
熱でウェイトローラー(放射線状に6個ついている黒色のコロコロしたパーツ)が溶けてプライマリーシーブ(前側のプーリー)内側外周にへばりついています。これはコロコロとスムーズに回らないといけないパーツです。

セカンダリシーブ(後ろ側のプーリー)も分解すると、、、
セカンダリーシーブセカンダリーシーブ2
溶接部分から外れていました。

この影響でクランクケース内壁も削れたりして損傷していました。

修理をしていくためにはまずこの部分をすべてよくして、そのうえで走行チェックなんかをして他の部分が悪くないかを診ていかないとあきません。
ここだけでも修理代はかなりの金額になるんですが、他のところも悪くて修理が必要となるとさらに高額な修理代になることをオーナーさんにお伝えして相談したところ、これを機会に乗り替えられることになりました。

みなさん、日頃のメンテナンスは本当に大事ですよ。
「乗れるとこまで乗って、悪いところが出てきたら修理をしたらええねん」
なんて考えてるとえらいことになります。
定期的に点検をして、時期が来たら交換が必要なパーツはちゃんと交換しましょうね。
「えー!普段まともに整備してないわー!」と思ったあなた、行きつけのバイク店に診てもらいましょうね^o^/
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プロフィール

YSP門真

Author:YSP門真
YSP門真 専務取締役 犬村 真
1964年、大阪府大東市生まれ。
V-MAXから最近BOLT-Rに乗り替えた。
自称バイクライフコーディネーター

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